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エレベーター運転制御装置 発明者 山上雅史 米田健治

出願人 株式会社日立製作所 発明者 山上 雅史 、米田 健治 出願日・登録番号等、その他の情報を見る
関連キーワード 運転制御方式 、 時間帯データ 、 割当てテーブル 、 カウントテーブル 、 フラグテーブル 、 発生パターン 、 時間カウント 、 マトリクス構成
この技術の活用可能性のある市場・分野

有望な関連市場 地震による被害を予防... 、 交通や輸送に伴う排気... 、 交通や輸送に費やす時...
重要な関連分野 エレベータ制御
図面 (7)


目的
混雑階発生時、その混雑階の多量な交通需要に対して集中的にサービスし、早期に上記混雑を解消するエレベーター運転制御装置を提供することにある。

構成
2台並設したエレベーターにおいて、エレベーターの交通需要を学習する手段と、その学習結果から混雑階を検出し、その混雑階に2台のエレベーターを割当てる手段と、上記学習結果と利用客の待ち時間から通過階を検出する手段と、上記通過階にエレベーターが通過することを報知する手段を設ける。これにより、各階のホール呼びから交通需要を学習し、この学習による混雑階の予測が可能となり、任意の階に発生した混雑に迅速に対応でき、混雑を早期に解消する。

効果
ホール呼びのみの情報で、交通需要の学習、待ち時間演算等を行うので、高価な装置を使うことなく、安価に、目的を達成することが可能である。

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背景


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従来、2台のエレベーターを並設し、1台のエレベーターを所定階以外の階に待機させる運転制御においては、各エレベーターを関連付けて運転することにより、能率的にエレベーターを制御することが考えられている。例えば、1台のエレベーターを出発基準階に待機させ、他方のエレベーターを乗り捨てられた階、もしくは上層基準階(分散階)に待機させることにより、呼びに対するサービスを向上させている。また、1日の交通需要状態は、例えば、ホール呼びがバランスしているとき、ホール呼びが閑散なとき、一方向のホール呼びが多く発生しているとき等のように、著しく変化する。このような時々刻々と変化する交通需要に対しても、平均的に支障なくエレベーターを制御することができる。一方、なんらかの理由により特定階床において、利用客が殺到し、その特定階床において満員、積み残し等が生じた場合、エレベーターの運転制御上好ましくない現象が生じる。例えば、出勤時の出発基準階、昼食時の食堂階の混雑時等がそれである。上記混雑を解消する為に、特開昭52ー11553号公報には、任意の階床においてエレベーターが満員で出発したことを常時検出し、満員で出発した階床にエレベーターを2台呼び寄せる技術が記載されている。

概要

混雑階発生時、その混雑階の多量な交通需要に対して集中的にサービスし、早期に上記混雑を解消するエレベーター運転制御装置を提供することにある。

2台並設したエレベーターにおいて、エレベーターの交通需要を学習する手段と、その学習結果から混雑階を検出し、その混雑階に2台のエレベーターを割当てる手段と、上記学習結果と利用客の待ち時間から通過階を検出する手段と、上記通過階にエレベーターが通過することを報知する手段を設ける。これにより、各階のホール呼びから交通需要を学習し、この学習による混雑階の予測が可能となり、任意の階に発生した混雑に迅速に対応でき、混雑を早期に解消する。

ホール呼びのみの情報で、交通需要の学習、待ち時間演算等を行うので、高価な装置を使うことなく、安価に、目的を達成することが可能である。

目的

上記公知例によると、ある階床をエレベーターが満員で出発したという情報のみで、上記満員出発階を混雑階と判断し、エレベーターを2台上記混雑階に呼び寄せるので、他階床のホール呼へのサービスが低下するという現象が発生する。また、デパートやホテルの食堂階やロビー階においては、混雑時に10〜15秒程度の短時間にホール呼が何度も発生するという現象が生じたり、食堂階やロビー階のような特定の階でなくても、ビルの用途によっては、周期的に混雑が発生する階が生じたりした場合に、エレベーターの輸送能力や2台のエレベーターを関連付けて制御するという運転制御方式の性格上、以上のような混雑を早期に解消する手段が無い為、利用客をホールに積み残したり、長時間待たせるという不具合が発生することがあった。本発明は、上述した従来の不具合を顧みて成されたものであり、その目的とするところは、混雑階発生時、その混雑階の多量な交通需要に対して集中的にサービスし、早期に上記混雑を解消する手段を備えたエレベーター運転制御装置を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数  0件 牽制数 1件
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エレベータ制御
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請求項
請求項1

2台並説のエレベーターにおいて、このエレベーターの交通需要を学習する手段と、この学習結果を交通需要の大きさと時間を対にして記憶する手段と、この記憶情報から混雑階とその階が混雑する時間帯を検出する手段と、この検出した混雑階に特定のサービスをする手段を備えたことを特徴とするエレベーター運転制御装置。

請求項2

請求項1において、上記検出したその階が混雑する時間帯に、その混雑階に発生したホール呼びに、上記エレベーター2台を集中サービスする手段を備えたことを特徴とするエレベーター運転制御装置。

請求項3

請求項1において、上記エレベーターの交通需要を学習する手段は、時間単位毎にホール呼び個数を集計し、このホール呼び個数を予め設定した混雑呼び個数および予め設定した通過呼び個数と比較判定することを特徴とするエレベーター運転制御装置。

請求項4

請求項1から請求項3のいずれかにおいて、利用客の待ち時間を常時演算する手段と、この演算した待ち時間と上記記憶情報からエレベーターが通過する階を判定する手段を設け、上記検出した時間帯において、通過階と判定した階を通過することを特徴とするエレベーター運転制御装置。

請求項5

請求項4において、上記通過階にエレベーターが通過することを報知することを特徴とするエレベーター運転制御装置。

詳細
[目次]

背景技術
発明が解決しようとする課題
課題を解決するための手段
発明の効果
図面の簡単な説明
--

0001
本発明は、エレベーター2台を並設した運転制御装置に係り、特に、混雑階発生時の集中サービス機能を備えるエレベーター運転制御装置に関する。

背景技術

0002
従来、2台のエレベーターを並設し、1台のエレベーターを所定階以外の階に待機させる運転制御においては、各エレベーターを関連付けて運転することにより、能率的にエレベーターを制御することが考えられている。例えば、1台のエレベーターを出発基準階に待機させ、他方のエレベーターを乗り捨てられた階、もしくは上層基準階(分散階)に待機させることにより、呼びに対するサービスを向上させている。また、1日の交通需要状態は、例えば、ホール呼びがバランスしているとき、ホール呼びが閑散なとき、一方向のホール呼びが多く発生しているとき等のように、著しく変化する。このような時々刻々と変化する交通需要に対しても、平均的に支障なくエレベーターを制御することができる。一方、なんらかの理由により特定階床において、利用客が殺到し、その特定階床において満員、積み残し等が生じた場合、エレベーターの運転制御上好ましくない現象が生じる。例えば、出勤時の出発基準階、昼食時の食堂階の混雑時等がそれである。上記混雑を解消する為に、特開昭52ー11553号公報には、任意の階床においてエレベーターが満員で出発したことを常時検出し、満員で出発した階床にエレベーターを2台呼び寄せる技術が記載されている。

発明が解決しようとする課題

0003
上記公知例によると、ある階床をエレベーターが満員で出発したという情報のみで、上記満員出発階を混雑階と判断し、エレベーターを2台上記混雑階に呼び寄せるので、他階床のホール呼へのサービスが低下するという現象が発生する。また、デパートやホテルの食堂階やロビー階においては、混雑時に10〜15秒程度の短時間にホール呼が何度も発生するという現象が生じたり、食堂階やロビー階のような特定の階でなくても、ビルの用途によっては、周期的に混雑が発生する階が生じたりした場合に、エレベーターの輸送能力や2台のエレベーターを関連付けて制御するという運転制御方式の性格上、以上のような混雑を早期に解消する手段が無い為、利用客をホールに積み残したり、長時間待たせるという不具合が発生することがあった。本発明は、上述した従来の不具合を顧みて成されたものであり、その目的とするところは、混雑階発生時、その混雑階の多量な交通需要に対して集中的にサービスし、早期に上記混雑を解消する手段を備えたエレベーター運転制御装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0004
上記目的を達成するために、2台並設したエレベーターにおいて、エレベーターの交通需要を学習する手段と、その学習結果から混雑階を検出し、その混雑階に2台のエレベーターを割当てる手段と、上記学習結果と利用客の待ち時間から通過階を検出する手段と、上記通過階にエレベーターが通過することを報知する手段を設ける。

0005
本発明によるエレベーターの混雑階集中サービス機能を説明する。交通需要学習部13は、まず、各階のホール呼を方向別に、所定の時間間隔で集計し、その集計結果と、混雑階判定基準となるホール呼び数NA、通過階判定基準となるホール呼び数NBとを比較し、交通需要の大小を判定する。その判定結果を時間帯毎に学習結果記憶テーブル14へ送信する。学習結果記憶テーブル14では、交通需要学習部13からの受信情報を時間帯毎に混雑呼び、通過呼びとして記憶する。一方、時間帯判定部15は、学習結果記憶テーブル14の時間帯データから、現在の時刻に合致するデータを選択する。また、ホール呼びテーブル16は、各階に発生したホール呼びを階床−方向付し、記憶する。待ち時間演算部17は、各階に発生したホール呼びのホール呼継続時間を演算し(この時間を以って利用客の待ち時間とする。)、通過階判定部18において、学習結果記憶テーブル14内の通過呼びテーブルの情報と、待ち時間が基準値より短いということから通過階を判定し、その判定結果をホール呼び割当て部19の通過階フラグテーブルへ送信する。ホール呼割り当て部19では、混雑階フラグテーブルと通過階フラグテーブルのフラグを呼割当てプログラムにより判定し、ホール呼びテーブル16上に発生している呼びに対し、各エレベーターに割当てる呼びを決定する。この結果は、図5に示す呼び割当てテーブルにフラグの有無で現れ、この呼び割当てテーブルを各エレベーターの号機制御部へ送信する。これにより、混雑階発生時、その混雑階の多量な交通需要に対して集中的にサービスし、早期に上記混雑を解消する。

 図5
図5
0006
以下、本発明の実施例を図面により説明する。本発明の一実施例として、2台並設エレベーター、サービス階床数4階床の場合について、図1〜図6を用いて説明する。図1は、本発明のエレベーター運転制御装置の全体構成を示す。HBは各階のホール釦であり、1階から4階のホール釦HBの信号を交通需要学習部13、ホール呼びテーブル16、待ち時間演算部17に入力する。交通需要学習部13は、一定の時間間隔(本実施例では10分単位)毎に、入力したホール釦HBの信号すなわち発生したホール呼の個数をカウントする。そのカウントした結果は、時系列に学習結果記憶テーブル14に記憶する。なお、この学習結果記憶テーブル14の内容は1日毎に更新する。ホール呼びテーブル16は、階床(1階〜4階)と方向(UP,DOWN)のマトリクス構成とし、例えば、1階のUP釦が押されると、1階のUPに相当する一マスに”1”を立てる。このテーブルは時々刻々と変化する。待ち時間演算部17は、ホール釦HBが押された時点から、そのホール呼の継続時間を数える。この継続時間は、通過階判定部18でエレベーターが通過してもよいホール呼びか、そうでないホール呼びかを判定するのに使用する。上記の過去の情報(本実施例では1日前)である学習結果記憶テーブル14の内容と、現在の情報であるホール呼びテーブル14の内容、および、通過階判定部18の結果を利用して、ホール呼び割当て部19では、発生したホール呼びに対し、エレベーターを1台割り当てるか、2台割り当てるかを判断し、実際の割り当てを行う。なお、20はクロックであり、現在の時刻を示し、15は時間帯判定部であり、学習結果記憶テーブルの時間帯データから、現在の時刻に合致するデータを選択する。12は号機制御部を示す。本実施例では、ホール釦からの信号のみを利用し、交通需要の学習、待ち時間の演算を行う例を示す。

 図1
図1 図6
図6
0007
図2に、交通需要学習部13の詳細を示す。交通需要学習部13は、ホール呼び個数集計部と交通需要大小判定部からなる。ホール呼び個数集計部では、各階(1階〜4階)に発生したホール呼びを10分間単位で1日分階床別、方向別に集計する。例えば、図2では、8時から8時10分の間に、1階UP呼び10個、2階UP呼び2個、3階DN呼び2個、4階DN呼び1個があったことを示し、これを8:00〜8:10のホール呼び数テーブルに集計する。次に、交通需要大小判定部において、混雑呼びと判定するために設定したホール呼び数NAとホール呼び個数を比較判定し、ホール呼び個数がNAより大きいときは、学習結果記憶テーブル14内の混雑呼びテーブル(後述する)にフラグを立てる。また、ホール呼び個数がNAより小さいときは、通過呼びと判定するために設定したホール呼び数NBとホール呼び個数を比較判定し、ホール呼び個数がNBより小さいときは、学習結果記憶テーブル14内の通過呼びテーブル(後述する)にフラグを立てる。また、ホール呼び個数がNBより大きいときは、学習結果記憶テーブル14にデータ0を入力する。いま、NAを8個、NBを2個とした場合、8時から8時10分の時間帯には、図3に示す学習結果記憶テーブル14のようなデータ構成となる。すなわち、学習結果記憶テーブル14は、混雑呼びデーブルと通過呼びテーブルからなり、混雑呼びデーブルの1階UP呼びにフラグ”1”、通過呼びテーブル2階と3階UP呼び及び2階、3階と4階DOWN呼びにそれぞれフラグ”1”が立つ。なお、他の時間帯については例示的に示した。以上のような各階のホール呼び個数から、時間帯毎にホール呼びの発生パターンを決定する。こうして得られた学習結果記憶テーブル14上のデータは、1日毎に更新される。

 図2
図2 図3
図3
0008
図4に、待ち時間演算部17と通過階判定部18の詳細及びホール呼び割当て部19の一部を示す。待ち時間演算部17は、ホール呼び発生検出部と待ち時間カウントテーブルからなる。まず、ホール呼び発生検出部は、ある階でホール呼びが発生したことを検出し、その呼びがなくなるまで、継続時間をカウントしていく。そのカウント値を待ち時間カウントテーブルに格納する。本実施例では、そのホール呼び継続時間を以って利用客の待ち時間とする。次に、カウントしている待ち時間を所定時間間隔で待ち時間基準値MTと比較し、待ち時間がMTより長い呼びに対しては、通過呼びテーブルのフラグを0とし、ホール呼び割当て部19内の通過階フラグテーブルに格納し、MTより短い呼びに対しては、通過呼びテーブルのフラグを”1”として、通過呼びテーブルをホール呼び割当て部19内の通過階フラグテーブルへ転送する。例えば、図4のように、2階UP呼び、3階、4階DN呼びが発生し、各々、1秒、2秒、3秒の待ち時間であるとし、基準値MTを10秒とすれば、学習結果より、交通需要が少なく(通過呼びテーブルのフラグが”1”である)、待ち時間もMTに達していないので、発生している全ての呼びは通過することができる状態にある。したがって、通過階フラグテーブルには、図4のように通過呼びテーブルのフラグ”1”がそのまま格納されることになる。

 図4
図4
0009
図5に、ホール呼び割当て部19の詳細を示す。ホール呼び割当て部19は、通過階フラグテーブル、混雑階フラグテーブル、呼割当制御プログラム、呼び割当てテーブルからなり、学習結果記憶テーブル14や通過階判定部18から転送されたデータを使用して、各号機にホール呼びの割当てを行う。学習結果記憶テーブル14内の混雑呼びテーブルが混雑階フラグテーブルへ転送され、通過階判定部18によって通過階フラグテーブルのフラグ状態が決定されると、呼び割当て制御プログラムにおいて、各テーブルのフラグの有無を判定し、発生している呼びを各エレベーターに割当てる。すなわち、通過階フラグが”1”である階にはエレベーターを割当てない。また、混雑階フラグが”1”である階には2台のエレベーターを割当てる。割当てられた結果が呼び割当てテーブルのフラグの有無となる。例を挙げると、いま、混雑階フラグテーブルにおいて、1階UP呼びが混雑呼びとなっており、通過階フラグテーブルにおいて、1階UP以外の呼びが全て通過可能な呼びと判定されているとし、1階のUP呼びが発生したとすれば、1階UP呼びは、この8時から8時10分という時間帯において、混雑呼びとなっているので、呼び割当てテーブルのNO.1号機、NO.2号機の1階UP呼びにいずれもフラグ”1”が立ち、この呼びにエレベーター2台が割当てられる。この割当て結果がNO.1号機、NO.2号機の各制御部12に伝達され、エレベーター2台は、1階UP呼び対するサービスに直行する。このようにして、1階に発生している混雑は、早期に解消される。

 図5
図5
0010
図6に、以上説明した学習結果による混雑階および通過階の状態を示す。図6において、1階が混雑階であり、2階、3階、4階は通過階である。すでにNO.1号機が混雑階の1階に着床しているが、NO.2号機が2階、3階、4階を通過して1階に直行しようとしている様子を表わしている。ここで、2台並設のエレベーターにおいては、エレベーターの位置を表示する装置がホールに設置されることが多いが、本実施例の場合には、各ホールの表示装置に「只今混雑中」または「下方混雑中」を表示する。また、この他に、エレベーターが通過する階に、「上層階混雑中」「下層階混雑中」「かご内満員により通過します」、「この階では止まりません」等の表示を行うこともできる。これにより、ホールの利用客の不安やイライラを取り除くことになる。以上のように、各階のホール呼びから交通需要を学習することにより、任意の階に発生した混雑に迅速に対応でき、混雑を早期に解消することができる。また、ホール呼びのみの情報で、交通需要の学習、待ち時間演算等を行うので、高価な装置を使うことなく安価に、目的を達成することが可能である。本実施例では、時間帯毎のホール呼び個数のみを学習するための情報としたが、かご呼の発生個数により混雑を検出する方法や、かご下に設置される秤装置による乗り人数から混雑を検出する方法、また、ホールに混雑度モニタやテレビカメラを設置し、その画像情報から混雑を検出する方法にも適用できる。

 図6
図6
発明の効果

0011
以上説明した通り、本発明によれば、各階のホール呼びから交通需要を学習することにより、学習による混雑階の予測が可能となり、任意の階に発生した混雑に迅速に対応でき、混雑を早期に解消することができる。また、ホール呼びのみの情報で、交通需要の学習、待ち時間演算等を行うので、高価な装置を使うことなく、安価に、目的を達成することが可能である。また、各ホールの表示装置にエレベーターの運転状態を適切かつ迅速に報知できるので、利用客の不安やイライラを取り除くことができる。

図面の簡単な説明

0012
図1 全体のシステム構成図である。 図2 図1に図示する交通需要学習部の詳細を示した図である。 図3 図1に図示する学習結果記憶テーブルの構成を示した図である。 図4 図1に図示する待ち時間演算部、通過階判定部の詳細を示した図である。 図5 図1に図示するホール呼び割当て部の詳細を示した図である。 図6 学習結果による混雑階及び通過階の表示とエレベーターのサービス状態を示した図である。

 図1
図1 図2
図2 図3
図3 図4
図4 図5
図5 図6
図6
--

0013
HB ホール釦 11 エレベーター運転制御装置 12 号機制御部 13 交通需要学習部 14 学習結果記憶テーブル 15 時間帯判定部 16 ホール呼びテーブル 17 待ち時間演算部 18 通過階判定部 19 ホール呼び割当て部 1F〜4F 1階〜4階

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